パワハラにより新卒8か月で仕事を辞めて人生終わったかと思ったけど、意外と終わらなかった

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先日、新卒一年目の大学の後輩から「パワハラで死にそう」という旨の連絡を貰った。

それで話を聞いてみたらまぁひどく、体調にも影響が出ているみたいで、このパワハラ・セクハラが蔓延る社会に憤った。

 

そういえば、私も去年のこの時期から上司によるパワハラエスカレートし、適応障害発症。病んでたな…ということを思い出した。

病んだ私は新卒8か月目で転職し、今の会社で働き始めて早6か月目。

辞職を決意した時は「こんな短期間で辞めるなんて人生終わったな」と思っていたけど、転職した今、「あの時仕事辞めてよかったです!」と胸を張って言える。

 

病んでいた時、身近な人たちには「新卒で入った会社をもうやめたい」なんて情けなくて恥ずかしくて言えなくて、ネットで三年未満で辞めた人の体験談を読みまくっていた。

それを思い出して、私の経験も少しでも誰かの参考になれば、勇気づけることが出来れば…と思い、ブログを書く。

 

 

上司のパワハラで適応障害発症

昨年4月、新卒で建築会社の営業として入社。研修が2か月あって、その時は普通に同期と和気藹々と過ごしていた。初めてワンルームで一人暮らしをした。

が、問題は6月に支店に配属されてから。私の教育担当は10歳ほど上の男性で、支店の売り上げのほとんどがその人、と言うようなバリバリの営業マン。

初めて会った時から「あっ、この人苦手なタイプだ」と感じたのを覚えている。

予感は的中。自分のミスをすべて私に押し付けて、怒鳴ってくるタイプの人間だった。しかも自分の評価を落としたくないから、上司が居る時には怒らないずる賢い人間。

そんな人と営業の同行で毎日毎日半日以上車という密室で一緒に過ごさなければいけなかった。気が狂いそうだった。

しょうもない揚げ足取りをされ、少しミスをすれば「ふざけんなよ!仕事向いてないよ、辞めれば?」と怒鳴り散らされ、うっかり泣いてしまえば「泣けば済むと思ってんの?俺、泣く女大嫌いなんだけど」と詰められ…そんな日々の繰り返し。最初は「私も悪いところあるから、もっと頑張らなきゃ」と思っていた。

が、ある日決定的な事が起きた。遂に手を出された。手、というか足だけど。

全力で蹴られ、「死ねよ!!」と大声で吐き捨てられた。その瞬間に心が壊れてしまった。

トイレで声を殺して泣いて、家に帰ってもずっと涙と吐き気が止まらない。

次の日は朝から号泣し、親にうん十年ぶりに心配され「とりあえず上司に相談しなよ」と言われ、いやいや出社し支店長に相談。

上記のことを話して、「教育担当を代えてください」とお願いしたところ、「やっぱりお前も耐えられなかったか~(笑)」と言われた。

それを聞いた瞬間に、「お前”も”てなに?耐えられなかった人が以前にも居るの?同じようなことが以前にもあったの?なんでそんな奴を放置してるの?売り上げさえあげていれば暴力をふるってもいいの?」と考えがグルグルして、頭が割れそうだった。そこからは会社への不信感が募るばかり。(因みにこの支店長は後日セクハラで降格になった)

教育担当は代えてもらったものの、毎日パワハラ男とは社内で顔を合わす訳で、その度に「お前のせいで…」といいたげな顔をされた。

その頃にはメンタルはボロボロで、毎日出社前に涙が止まらない、会社のデスクに座ると頭が真っ白になって何も出来ない、「出勤中に車に轢かれれば出社しなくて済むのに」と本気で思ってしまうような状態。大好きな映画もコスメもどうでも良かった。

そんな私を見かねた親に「本気でやばいから病院行け」と言われ、メンタルクリニックを受診。そこで診断されたのは「適応障害」だった。

お医者さんからは「適応障害の原因から離れて休めば治るから早めに手を打って」と言われた。

それを聞いて私は、「そうか、早く仕事やめなきゃ」と思い、退職を決意した。これが入社して6か月目。

 

無事に退職

その後は転職エージェントを訪ねたり、転職活動を始める。

新卒一年目の私が大手転職エージェント三社(リクルート、マイナビ、パソナ)を使ってみたので率直な感想 

↑その辺はこちらに詳しく書いています。

 

あるエージェントには「いや、そんな短期間で辞めたらどこも雇ってくれないよw」と言われたりして病んだけど、転職活動は案外うまく行き(運も良かったのかも)2か月程で今勤めている企業に内定を貰い、終了。

内定を貰ったらもう一つの壁があって。それが「退職を伝えること」。

 

詰められることは覚悟していた。

とりあえず退職したい、次の会社も決まっています、ごめんなさい、と伝える。

「そんなお前が社会でやっていけると思ってんの?甘えすぎでしょ。」等々、3時間ほど予想通りのありがたーい詰めをしていただく。ありがたすぎて覚えてない。

その後も何度か詰められたけど、結果的に辞められたのでオーケー。めちゃくちゃ嫌な顔されたけど有給もバッチリ消化した。

最終出勤日に先輩に呼び出されて、「短期間で辞めたやつは、次の会社にいってもうまくいかない。マイナスのイメージ持たれてからのスタートだからね」と嫌味を言われた。本当に最後までクソだった。

 

退職、転職

年明けてから一か月ほど有給消化期間という名のニート期間を思う存分楽しんだ。

タイ、アイルランド、イギリスにも旅行した。あーやっぱり世界って広いんだなー会社での悩みなんてちっぽけだったぜ!と思った。喉元過ぎればなんとやらを体現した性格でごめん。

 

転職先(今勤めている会社)は所謂大企業。前職が200人程度の中小企業だったから、単純に会社の規模で言うと10倍以上。びびる。

なにかとイケイケなイメージのある会社で、決して明るくない&一回社会に打ちのめされた私がうまくやっていけるのか、入社前はとてつもなく不安だった。

でも入ってみたら丁寧な研修、優しい先輩、正しく導いてくれる上司…なにもかもが入社前のイケイケオラオラなイメージと違った。

何より誰もイライラしていない、フロアのどこからも怒鳴り声は聞こえてこない、人格否定されない。こんな世界があったのか、と驚いた。

周囲の人にこの話を嬉々として話すと「それが当たり前なんだよ!」と言われ二重で驚いた。世界は私が思っていたより優しかったらしい。

 

あの時仕事を辞めてよかった

そんなこんなで現在転職して6か月目。毎日楽しいです。

上司とも先輩とも仲良しだし、仕事も遣り甲斐を感じます。

仕事に関する唯一の悩みと言えば、周りが仕事出来すぎて自分のクソさが浮き彫りになることくらい。でもまぁ、これは自分が努力するしかない。

 

入った会社を辞めることって、とても難しいことだと思う。新卒で入社した会社がひどかったのなら猶更。それしか社会を知らないんだし。

自分が甘えすぎてるだけでは?耐えれば済む?自分の能力が足りないからこんなに怒られるの?次の働き口見つかるの?次が見つかったとして、またこうなったらどうしよう…とか、

死ぬほど悩んで毎日泣いたけど、私はあの時決断して良かった。仕事を辞めてよかった。

新卒三年未満で仕事辞めるなんて人間失格!人生終わり!という風潮があるけど、そうじゃなかったよ。意外と終わらなかった。

 

悩んでいる人に無責任に「仕事辞めれば?」なんて言えないけど、「心が完全に壊れてしまったら、復活までに時間がかかる」ということは伝えたい。

私はまだ余力があるうちに手を打てたからなんとかなったけど、これが完全に心が壊れてしまった後だったら……こわい。

あの時無理やり仕事を続けていたら、こうやってブログを書くことも出来なかったかもしれない。

本当にポンコツでメンタルも頭も弱い私でもなんとかなったから、人生案外なんとかなるものかもしれない、と思った話でした。

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